生理痛の原因は「プロスタグランジン」簡単な姿勢で痛みが楽になる

プロスタグランジンって何?

 

生理痛の特に大きな要因となっているのは「プロスタグランジン」というホルモンに似た物質です。

生理の時にこの物質は、子宮を縮めて、生理の経血を体の外に排出する役割を果たします。

また、血管を収縮させる作用もあり、骨盤を中心に血液の流れが悪くなると、下腹部の鈍痛や腰回りの重苦しくなることが多いと言わています。

生理痛や腰痛は、血液の流れが滞っているというシグナルです。

生理痛は、薬で痛みを和らげる方法もありますが、最近では背中・お腹を伸ばしたり、足の付け根を広げた姿勢をとることが、痛みの緩和に繋がることがわかりました。

「生理痛はあって当たり前」、「いつものことだから」と痛みを我慢してしませんか?

 

体を休めるポイントは、息を”ゆっくり吐く”

 

息をゆっくりと吐くことで副交感神経が優位になり体はお休みモードへ入ります。

また、その影響で自律神経のバランスが整えられ、内臓や汗腺の働きを良くする効果に繋がります。

たとえば、仕事の合間や通勤途中に、深い呼吸を取り入れてみるのもおすすめです。

また、骨盤まわりのこわばりをとり、動きをスムーズにするためのエクササイズや、骨盤と連動する胸部(肋骨から脇腹まで)をやわらかくするマッサージといったセルフケアもオススメです。

ここでいくつかご紹介したいと思います。

 

体の裏側を伸ばすと良い理由

 

足の裏側を合わせて、背中を伸ばすポーズ。脚、上半身、背中に効果があります。


股関節を広げているため、足と骨盤に繋がる梨状筋や骨盤の中についている骨盤底筋群を緩めま

また、腹部を丸めることにより圧迫刺激が加わり内臓を活性化させる効果が期待できます。また、背中の張り、腰から脚の緊張を緩めることで体をお休みモードへ導きます。

息を吐きながら股関節から体を前に倒してクッションがあればおでこをつけましょう。

両腕は手のひらを床につけて、楽に前に伸ばします。首や肩、背中の力を抜いて1〜5キープしていきましょう。

体の表側を伸ばすといい理由

 

長時間、同じ姿勢で座ったり前かがみになり続けたりすると、体はガチガチに固まっていきます。

生理痛がある時はこの姿勢を取りやすいです。

胸まわりが硬くなると浅い呼吸になりやすく、息を”ゆっくり吐く”ことが難しくなってきます。

体の前をしっかり伸ばし、背中や肩周りもゆるめていきましょう。このポーズでは胸椎・腰椎、腹直筋群・大腿四頭筋が緩るみ深い呼吸へ導きます。

 

両足をお尻の外側に出して、お尻を床につけましょう。この時、膝は閉じましょう。

両手を後ろにつきながら体を後ろへ倒していきましょう。どうしても辛い時は、クッションを重ねて、楽に倒れられるようにしましょう。

両腕を体の左右に下ろし、両手のひらを上に向けます。全身の力を抜いて、おへそから下腹部の伸びと腿の前の伸びを感じながら1〜5分キープしましょう。

痛みは緊張と不安のサイクル

 

痛みは”緊張と不安”の要素ももたらします

体がこわばったり、気持ちが優れないのもこの2つが影響しています。

イライラしたり、気分が優れない時は、手のひらを上に向けて、腕はカラダから少し離します。

脚は自分の腰幅〜マット幅くらい。広めに開きましょう。

考え事や痛みを考えることをストップして、頭の中も空っぽにしていきましょう。

何かを考えてしまう時には、今、自然に流れている自分の呼吸を見つめます。

途中でまた考え事をしている自分に気付いたら、“呼吸に意識を戻す”を繰り返します。

ぜひ、おためし下さい♪

参考URL 教えて生理痛

Text:伊野智美(理学療法士)

 

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