知って得する産後情報 お産のダメージと入院期間

知って得する産後情報

 

こんにちは!

ライターの小泉です。

 

今回は、『お産のダメージと入院期間』

というテーマで記事を書いていきます。

 

 

妊娠すると40週前後(約10ヶ月間)お腹の中の赤ちゃんと共に生活します。

 

妊娠20週ぐらいからお腹が大きくなり、胎児も大きくなり骨盤周囲に加わるストレスが強くなってきます。

そして、妊娠後期になるにつれ骨盤が歪みやすくなります。

 

そして、お産時には骨盤が広がるだけでなく、体力的にも精神的にもダメージを受けます。

 

 

 

お産のダメージ

お産は交通事故と同じと言うぐらい、体力的にも精神的にもダメージを受けます。

人によって出産時間はバラバラですが、初産では12~15時間が平均時間と言われているものが多いです。

中には、丸1日かかり母体の体力が持たず促進剤を打ったり、無痛分娩に切り替える方もいます。

 

体力や精神的以外にもお産時には骨盤に大きなダメージを受けます。

分娩時に産道が約10㎝開き、骨盤を構成する関節も緩みます。

 

それらのダメージを回復させる意味でも約5日間の入院期間が定められています。

 

では、この入院期間は適切なのか?海外の入院期間は日本とは違うのか?

どの様な違いがあるのかまとめてみました。

 

 

 

入院期間について

 

日本と海外の違い

日本では初産は約5日間、帝王切開で約7日間の入院期間が設けられています。

欧米やイギリスでは母体の回復具合と、授乳がちゃんとあげられるようになったかどうかで、退院する日は変わるみたいで、1日間の入院で退院もあるみたいです。

帝王切開の場合でも、3日間程度の入院しかしません。

また、産後もすぐに散歩を進められます。

 

なぜ、こんなにも早く退院を進められるのでしょうか?

理由は3つあります。

①分娩の違い

日本ではほとんどが自然分娩ですが、海外では無痛分娩の方が多い国があります。

無痛分娩の方が母体にかかる痛みやストレスが軽く、産後の回復スピードが速くなります。

また、ブラジルでは帝王切開での分娩が主流で全体の80~90%を占めます。

 

②育児休暇の違い

この違いとは、ママの育児休暇ではなく、パパの育児休暇の違いです。

海外では長期間育児休暇を取れる制度があり、そこでパパになるための教育だったり準備ができます。

 

③育児の制度やサポート体制の違い

日本ではあまり浸透していませんが海外ではベビーシッターさんを頼むのが当たり前だったり、助産師さんや保健師さんなどの専門家が在住している施設がそこら中にあり、育児などの相談がいつでもできる体制が整っています。

 

その他にも骨格の違いなどもあるとは思います。

入院期間が短くなることで国が負担する保険料も軽くなります。

 

次に、日本における入院期間ですが、約5日間入院するメリットはどんなものがあるのか、見てみましょう。

 

 

入院期間の意味

①母親教育をする

オムツの変え方や母乳のあげ方、沐浴などのママとしての教育をするための期間になります。

 

②赤ちゃんの健康状態を管理する

病院に入院していれば、ママの体調の変化にも対応できるだけでなく、赤ちゃんの急な体調不良にも対応できます。

新生児黄疸が出ていないかどうか、体温などのバイタルサインや体重に問題がないか、排泄がきちんとできているかなど、出生後の経過について細かくチェックしてくれます。

 

日本は乳児死亡率(生後4週間未満の死亡率)がとても低く、シンガポール、アイスランドに続き世界で3位です。

WHOによる発表によると、日本の乳児死亡率が低いのは産後の入院が長いことに起因しているそうです。

新生児が死亡する原因の80%は、早産や出生時の合併症、肺炎や敗血症などの感染症によるもので、清潔な水で体を洗ったり、消毒、出生後すぐに母乳を飲むことによって抑えられます。

逆に死亡率が高い国は、パキスタンやアフリカ、アフガニスタンと貧困や戦争が絶えなく、妊娠や出産の制度や態勢が十分に整っていないためです。

 

③出産で受けたダメージを回復させる

骨盤の状態や骨盤底筋の状態、会陰切開や帝王切開の傷の回復、子宮からの出血や大きさが元に戻るなど

出産で受けたダメージの回復のために入院期間が保たれています。

 

 

これらの理由から日本では約5日間の入院期間が設けられています。

入院期間が短いことでのメリットもあればデメリットもあります。

 

日本にいる外国人の女性は出産時に母国で産むかをとても悩むみたいです。

日本人でもわざわざ他国に行って出産をする方もいるので、その方の生活スタイルやどの様な出産をいたいのか出産後どういうサービスを受けたいのかなどによって変わってくると思います。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

このサイト内ではリハビリの専門家や栄養士が妊娠や出産、育児について記事を書いています。

ママ・パパになる準備や体のケア、育児、制度などで不安や悩みがある方のお助け手帳になれるようなサイトになればと思います。

 

writer:小泉 昇巳(理学療法士/ファスティングインストラクター)

関連記事

PAGE TOP