知って得する産前産後情報 骨盤が歪む原因

こんにちは!

ライターの小泉です。

 

今回は、『骨盤の歪む原因』

というテーマで記事を書いていきます。

 

妊娠したりお産時、産後は骨盤が歪むというのはよく聞くと思います。

 

では、どのように歪むことが多いのでしょうか?

なぜ、歪むのでしょうか?を知っている人は多くないと思います。

 

歪む理由がわかればケアの重要性も理解できると思うので、お伝えします

 

 

骨盤が歪む理由

1.姿勢の影響

妊娠後期になるにつれお腹が大きくなり、反り腰になるとともに重心が前方に移動します。

そのバランスとるために、猫背になったり、足をガニ股にしたりなど

様々な方法でバランスを取ります。

このような姿勢になることで、骨盤の底を覆っている骨盤底筋が緩みます。

それにより、筋肉の支えが効かなくなり、骨盤が歪みやすくなります。

 

 

2.胎児の成長の影響

赤ちゃんは子宮の中で成長しますが、妊娠後期では子宮の大きさが約5倍、重さが約20倍になります。

骨盤は子宮や腸などの内臓の受け皿となっているため、大きくなった子宮は骨盤に過負荷を与えます。

そのため、骨盤が歪みやすくなります。

 

 

3.ホルモンの影響

妊娠3か月後から産後6カ月後までリラキシンというホルモンが分泌されます。

このホルモンは骨盤周囲の靭帯を緩ませる役割があります。

骨盤を緩ませることで赤ちゃんが大きくなっても骨盤が広がり、対応できるようになりますが、その分骨盤はゆるゆるになるので歪みやすくなります。

 

 

骨盤が歪むには大きく分けて3つの原因があります。

2番目と3番目は生理的な反応なので対応することはできませんが、1番目の姿勢の影響は意識したり、ストレッチや運動で変化させることは可能になります。

 

骨盤が歪む理由については理解できたと思いますので、

次に歪むと体にどのような影響が出るのかをお伝えします。

 

 

 

骨盤が歪むことによっての影響

1.筋肉への影響

骨盤が歪むことによって1番影響を受ける筋肉は骨盤底筋です。

上記でも述べましたが、骨盤の底を覆っている筋肉であり、体幹のインナーユニットでもあります。

体幹のインナーユニットは上を横隔膜、前を腹横筋、後ろを多裂筋、下を骨盤底筋で構成しており、コルセットのようにパックしています。

インナーユニット

 

インナーユニットが機能しづらくなると腰痛や骨盤痛が起こりやすくなったり、産後太りなど体型が戻りづらくなります。

 

 

2.内臓への影響

骨盤は腸や子宮の受け皿になっているので、歪むことで内臓が元にあった位置より下がります。

腸が下垂すると腸内環境が悪くなり便秘になります。

腸は体の免疫を司る臓器なので、腸内環境が悪くなることで、花粉症や風邪、インフルエンザなど不調が起こりやすくなります。

 

また、子宮が下垂するとホルモンバランスが乱れます。

お肌が荒れたりするだけでなく、骨がもろくなったり、冷え・むくみの原因となります。

腸 骨盤

 

 

3.胎児への影響

お腹の中の赤ちゃんにとって、骨盤がベッドの枠組みで、子宮が布団です。

キレイな骨盤の場合は赤ちゃんの発達もスムーズです。

ですが、骨盤がガタガタに歪んでいると赤ちゃんも居心地が悪くなり、逆子になったりします。

ずっと居心地が悪い状態が続くと早く「外に出たいよ~」といって早産になったり流産になりかける場合もあります。

 

また、お産の時にも関与します。

お産時は息んで赤ちゃんを押し出したり、リラックスして落ち着いたりと筋肉の細かいコントロールが必要です。

妊娠中に骨盤が歪んでいると、体を支える骨としての役割が弱まり、代わりに筋肉がその役割を担います。

すると、骨盤周囲の筋肉がガチガチに固まり、お産時に細かいコントロールができなくなり、難産になるリスクがあります。

 

 

骨盤が歪むことで様々な影響が出てきますので、歪み改善のためのケアや歪まない体作り、歪みづらい環境作りが大切です。

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

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writer:小泉 昇巳(理学療法士/ファスティングインストラクター)

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