熱性けいれん?それともてんかん?

子どもの頃、熱が急激に上がってけいれんを起こすいわゆる熱性けいれんは7〜8%にみられるもので、そのうち40%が何度か繰り返すと言われています。

熱性けいれんって?
  • 年齢:6ヶ月〜5歳
  • けいれん:全身性,持続は15分以内
  • 発熱してから24時間以内のけいれん
  • 24時間以内に再発がない
  • けいれん後昏睡状態が長くない(30分ー1時間)
  • 身体所見:神経学的異常がない
  • 起訴に神経学的異常がない(中枢神経系,発達遅滞など)
  • 家族歴があることが多い

上記が熱性けいれんの特徴的なもので、上記に該当しないものがてんかんやその他のけいれんを起こす要因となっています。

 

けいれんを起こすと心配になったママ達の話題に上がるのが「てんかんじゃないといいんだけど…」

 

我が家は、姉妹揃っててんかんという診断をもらっているのですが、熱性けいれんを何度か起こしてて、てんかんじゃないといいなと私自身も思ったひとりです。

てんかん=怖いというイメージがてんかん患者の事故というニュースなどでイメージでついてしまっているのですよね。でも、てんかんも100人に1人という頻度のありふれた病気なんです。薬でコントロールして生活されている方がたくさんいます!けいれんしている状態を見ることは親として心臓張り裂けそうな思いになると思いますが、病気のことを理解していれば怖くないものです。

 

まずは、てんかんってどんなものなのかを簡単にまとめてみます!

てんかんってなに?

てんかんとは、

てんかん発作を繰り返す病気です。

100人に1人の割合で患者さんがいます。三歳以下が最も多く、80%は18歳以下。

遺伝に関しては一部てんかんに発病する遺伝子が関係していて発作を起こりやすさを受け継ぐがこのほとんどは良性の治癒しやすいもの。

てんかん発作って?

発作の種類は様々で部分発作全般発作に分かれます。

<部分発作>

単純部分発作・・・意識はあるけど手足がつっぱったりピクピクする等

複雑部分発作・・・意識が徐々に遠のいていき、顔をぼーっとさせたたり、口をもぐもぐさせるといった無意味な動作を繰り返す症状が見られる。

二次性全般発作・・・単純部分発作・複雑部分発作から始まり強直・間代発作に進展すること。

<全般発作>

強直間代発作・・・いわゆる大発作で全身を硬直させ(強直発作)、直後にガクガクと全身がけいれん(間代発作)する。

脱力発作・・・全身の筋の緊張が低下・消失するために、くずれるように倒れてしまう発作。

欠神発作・・・数十秒にわたり意識がなくなる発作で、けいれんを起こしたり倒れたりはしない。急に話が途切れたり動作が止まったりする発作。

ミオクロニー発作点頭発作等もあります。

てんかんの原因は大きく分けて2つ

○症候性

脳に何らかの傷(新生児仮死・低酸素、脳出血、脳梗塞、脳炎、脳外傷等)

○特発性

脳波やMRI様々な検査をしても原因不明

 

いづれにしてもなってみて色々検査しなくてはわからないし、検査しても原因不明!となることも多いみたいです。

 

長女は、15分という長いけいれんを起こした際に初めてMRIを撮ったのですが、問題なし。2回目の40分のけいれんで初めて脳波も撮っててんかんと診断されました。次女に関しては、MRI/脳波ともの異常がないけどてんかんと診断され服薬を行なっていますが、いつ服薬をやめようか・・・?なんて話をDr.とするくらい落ち着いています。

 

 

先日、お会いした方で「私も昔てんかんだったのよー!」と話されてる方がいらっしゃいました。

 

良性のてんかんで、服薬を切り生活できている方もいます。

こればかりは経過の中でどうなっていくのかわからないものですが、熱性けいれんを起こしたからてんかん。てんかんは怖いというイメージではなく、あまり心配しすぎずにいくのがいいと思います☺️

 

 

text:筒井奈未(作業療法士×子育てママ)

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