【月齢3~4か月】首座りが気になる赤ちゃんの発達チェックポイント

出産から早3か月…ふにゃふにゃ新生児だった時期も過ぎ、ほっぺもふっくら「赤ちゃんらしく」なってくる頃ですね。

この時期になると、徐々に赤ちゃんは首が座るようになり、抱っこもだいぶしやすくなってきます。

 

赤ちゃんの発達は全て個人差が大きいですが、この「首座り」もそう。

2か月過ぎで座る子もいれば、4か月以降ゆっくり座ってくる子もいます。

 

基本的には心配いりませんが、親心としたらとても心配になりますよね。

そこで今日は

  • 首座りが遅いときに考えられる原因
  • 発達のチェックポイント

を説明していきます。

 

大半は”個人差”のうち

何人もお子さんをお育てのご家族なら肌で感じていることだと思いますが、

前述したように赤ちゃんの発達は個人差がとても大きいものです。

 

首座りの目安は「生後3か月~4か月」とされていますが、この期間内に首が座らなかったからと言って異常!!!と過敏になる必要はありません。

お母さんと子どものコミュニケーションのために(厚生労働省)

 

赤ちゃんの発達を考える上で大事なポイントとして

1.日々少しずつステップアップして成長しているか
2.体の成長具合はどうか(身長・体重の増加など)
3.全体的な発達具合はどうか(追視やあやし笑いなど)

が挙げられます。

首座り単体で一喜一憂するのではなく、赤ちゃんの心と体全体を含めた成長・発達具合のバランスをみていく必要があります。

 

首座りがゆっくりな原因は大きく分けて”4つ”

では、実際「なぜ首座りがゆっくりになるのか?」を一緒に考えていきましょう。

大きく分けて、以下の4つの原因が挙げられます(重複する場合ももちろんあります)。

1.体質的なもの(病的でない)
2.生活習慣の影響
3.早産・低出生体重児もしくは治療中の病気がある
4.病的なもの

では、1つずつ詳細を見ていきましょう。

 

①体質的なもの(病的でない)

前述したように、首座りがゆっくりな原因としてはこちらが大半です。

例えば

・頭が平均より大きめな赤ちゃん
・のんびりした性格でゆっくり伸びる赤ちゃん

など、体格的・性格的な個人差が影響しています。

また、体の筋肉が少し柔らかい(専門的には筋緊張が低い、とも表現します)ような場合もありますが、大半は個人差のうちにおさまります。大人でも体が硬い人と、関節が柔らかい人がいますよね。

 

②生活習慣の影響

首座りとは、首周りの筋肉が育ち、上手に頭の向きや位置をコントロールできる状態のことを指します。

つまり、首がきちんと座るためには筋肉を少しずつ発達させる必要があります。

 

そのため、赤ちゃんの活動量や一日の運動量が著しく少ない場合には、首周りの筋肉の発達が少し遅れる可能性があるのです。

考えられる生活習慣としては、

  1. 仰向け以外で過ごす時間が極端に少ない
  2. うつぶせになる時間がほとんどない
  3. 抱っこ等で大人と過ごす時間がほとんどない

などが挙げられます。

こうして考えると、第2子以降のお子さんで首座りが遅くなることが多いという理由がよくわかりますね。

 

上記のポイントを気を付けて生活すれば、首がより早く座るようになる、ということではありません。

しかし、こちらの記事(うつぶせ遊びさせてる?新生児期からのTummy Timeが重要なワケでも紹介しているように、うつぶせによって育つ体の筋肉は今後の発達の基盤になるものです。積極的に行っていきましょう。

うつぶせ遊びさせてる?新生児期からのTummy Timeが重要なワケ

 

③早産・低出生体重児もしくは治療中の病気がある

早産で産まれたお子さんは「修正月齢」(出産予定日から修正して数えなおす月齢のこと)にて発達を考える必要があります。

 

また、心臓や呼吸器などに治療中の病気などがある場合は、体のエネルギーが発達よりも病気を治すことへ向かっているので、病気を持たないお子さんよりも発達が遅れ気味になることが多いです。

このような場合は焦らず、「体の病気を治すために頑張っているんだな」とゆっくり見守ってあげることが大切です。

 

④病的なもの

前述したような筋緊張の低下が顕著な赤ちゃんをフロッピーインファントと呼びます。

ダウン症を代表とした先天性の病気があるような場合に併発することが多いのですが、文字通り「ぐにゃぐにゃ」の赤ちゃんであることが多く、大半は出生時に医師の検査により発見されることがほとんどです。

 

一方、軽い脳性麻痺や自閉症のお子さんの場合などは、出生時には気づかれないものの徐々に発達の遅れが見られるようになる場合もあります。

後述するチェックポイントも参考にしながら、直近の検診などで医療者に相談することも大切です。

 

赤ちゃんの発達チェックポイントについて知ろう!

そうは言っても、「正常な範囲かどうか」なんてなかなか判断できませんよね?

そこで、これから紹介するポイントを元に、赤ちゃんの発達状態について確認してみましょう。

 

①うつぶせ状態で頭を動かせるか?

うつぶせにした状態で、おもちゃ等を見せた時に目で追いながら「頭を持ち上げて左右に動かす」ことが出来るかは重要なポイントです。

多少のぐらつきがあったり、短時間しかキープできないことは問題ではなく

日々安定感が増したり、より長時間できるようになっているか?が大事になります。

 

うつぶせ状態で安定して数分間連続で頭を持ち上げ、周囲をキョロキョロできるようになる頃には、首はすっかり座っている状態といえます。

 

一方、3か月前後になっても、うつぶせ状態でまったく頭を挙げない。という場合は要チェックですね。

うつぶせ練習を始めても変化がない場合には、医療者に相談してみることをお勧めします。

 

②縦抱きにしたときに頭の位置をコントロールしようとするか

赤ちゃんを縦抱きにしたとき、自分で前後左右のバランスをとり、頭をまっすぐに保とうとしていますか?

首がガクンとならないように軽く保持している手を外してチェックしてみましょう。

 

完璧に頭をまっすぐにキープ出来るかどうかではなく、グラっとバランスを崩したときに真ん中に戻ろうとしているかが大切です。

これは、頭の位置を感じとり、自ら調整しようというアクションです。グラグラしている=首が座っていない!危ない!異常!と心配することではありません。むしろ首が座った後でも疲れたときや眠たいときなどはグラっとすることもあります。

一方、3か月を過ぎても縦抱きしたときに「自分から全く首の位置をコントロールしようとしない」状態(手を離すとグッタリもたれ続ける)は要チェックです。早めに医療者に相談しましょう。

まとめ

今回は、首座りが遅い原因~チェックポイントまでをご紹介しました。

前述したように「首座り」という結果だけに焦ったり、とらわれる必要はありません。

ですがこれを機会に赤ちゃんの生活習慣や、日々の成長を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

 

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理学療法士・マタニティヨガインストラクター 赤ちゃんや子どもが大好き。 周りの大人が笑顔なら子どもは笑顔になる!をモットーに子育てに関する情報を発信していきます。

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