【月齢6カ月前後】うちの子は寝返りしない?発達チェックポイントとオススメ遊び

生後5~6ヶ月程度を目安に、赤ちゃんは大きな成長を見せます。

そう…それは、寝返り!!

寝返りを覚えると、赤ちゃんは一日中ころころ動くようになり、世界がぐっと広がり、今まで天井や壁を見ていて”平面のよう”に感じていた世界が「立体的に」認識できるようになってきます。

そうすることによって知的レベルも大きく成長するのがこの時期です。感じる刺激の量も圧倒的に増える楽しい時期ですね(その分、いたずらや夜泣きも増える時期でもある…)。

 

ただし、だいたいの赤ちゃんが遅れなく到達する「首座り」と違い、寝返りが出来るようになる時期には個人差が大きいです。

【月齢3~4か月】首座りが気になる赤ちゃんの発達チェックポイント

 

「ウチの子が寝返りをまだしないのは何かおかしいのかな…?」

そんな風に心配しておられるご家族も多いかもしれません。

一見すると、寝返りはある日急に出来るように感じられるかもしれませんが、実は1日1日の積み重ねなんです。

低出生体重児や早産児、先天性の疾患等があるお子さんは一般的な月齢と比べてゆっくり成長する傾向があります。

早産・低出生体重児の赤ちゃんの発達の見方

そうでない場合の考えられる一番の要因は

  • 筋力不足

であることです。

赤ちゃんが筋力不足??と不思議に感じられるかもしれませんね。

 

今回は、赤ちゃんが寝返りをしない場合に考えられる要因と、寝返りを促すのに効果的な遊び方についてご紹介していきます。

 

寝返りは一日にしてならず

上で説明したように、寝返りが出来るまでには「筋力」をつけていくことが重要です。

その前に、あなたの赤ちゃんはなぜ寝返りがまだ出来ないのか?寝返りの兆候は見えているのか?まずは一緒に赤ちゃんの成長をチェックしてみましょう。

赤ちゃん寝返りチェックポイント

あなたの赤ちゃんは両足を持ち上げて手で握って遊んだり、足を口に運んだりといった仕草をしているでしょうか?

これが大きなポイントです。

 

パターン①:仰向け→うつぶせが出来ない場合

考えられる原因

  1. 体をねじる力や反応が弱い
  2. 腹筋や股関節の力が弱い
  3. 体重が多め

仰向けからうつぶせになるまでには

  1. 頭の向きを変える
  2. 下半身(または上半身)の向きを変える
  3. 上半身(または下半身)の向きを変える
  4. 肘で支えるうつぶせになる

という動作が存在します。

一般的には②または③の部分で足がしっかりと持ち上げられないために、下半身の向きが変えられない場合が多いです。結果として横向きで体を反らした形で止まってしまう苦しい体勢になります。

そのため重要なチェックポイントは「両足をお腹に近づけるようにぐっと曲げられているか」といえます。

パターン②:うつぶせ→仰向けが出来ない場合

考えられる原因

  • 体を持ち上げるための腕や背筋、胸筋の力が弱い

 

うつぶせにはなれるものの仰向けに戻れなくて疲れて怒る…という赤ちゃんも多いかもしれません。

この場合には、赤ちゃんがしっかり手のひらを使って体を持ち上げられているか?がポイントになります。

うつぶせ→仰向けをする際には

  1. 体をしっかり持ち上げる
  2. 頭の位置を寝返る方向へ回転させる
  3. 上半身→下半身の順に回転させる

という順に動きます。

赤ちゃんは頭が大きく重たいため、頭の位置が肩のラインを越えると自然に寝返りします。そのため寝返り返りは最初は遊んでいる際などに偶然に起きることが多いですね。

つまり大事なチェックポイントは「胸のあたりまで体をうつぶせで持ち上げられるか」「その状態で頭を自由に動かせるか」ということになります。

チェックポイントまとめ

  • 胸のあたりまで体を持ち上げられるか
  • 足を持ち上げて口や手元に運んで遊んでいるか

の2点です。

「やっているけど短時間」「まだまだ大変そう」という場合にはもう少し時間はかかるかもしれませんが、確実に成長してきています。

もし、「まったく頭も足も上げる気配がない」という場合は、近々の検診の際に医療者に相談してみるのも良いです。

 

寝返りを促すための遊び方を紹介

ここまで、寝返りが遅くなる要因やそのチェックポイントを確認してきました。

ではこれから、赤ちゃんが寝返りをするため、体の力を伸ばすための関わり方をご紹介していきます。

1.うつぶせ遊び(Tummy Time)の時間を増やそう!

うつぶせの姿勢で重力に対抗して体を持ち上げるためには、実は背筋だけでなく首や腕、腹筋や胸筋といった多くの筋肉をバランスよく使えるようになる必要があります。

仰向けや、赤ちゃん椅子にお座りしている時間ばかりの場合には、これらの筋肉を適切に使う機会が減ってしまいます。そのため、意識してうつぶせ遊びを取り入れてあげましょう。

うつぶせ遊びさせてる?新生児期からのTummy Timeが重要なワケ

 

2.足を持ち上げて遊んでみよう

赤ちゃんが足をあまり持ち上げて遊ばない場合には、大人が手伝ってみましょう。

両足を持ち上げてあげ、手にタッチさせたり、足の裏を目の前で合わせてみたりして遊んでみるのがオススメです。歌遊びなどに合わせて注意を引くようにするとより効果的になりますよ!

3.体ねじり遊び

2の足を持ち上げる遊びに続けておこないましょう。

持ち上げた両足をゆっくり左右に動かしていきます。赤ちゃんが下半身の動きに反応して上半身の向きを変えたら成功!

上半身がついてこない場合は、もしかすると正面にいるあなたの顔を見つめていたいのかもしれません。進行方向から呼びかけてあげるようにしましょう。

まとめ

寝返りを促す遊びをしたからといって「その子のタイミング」より早く寝返りするようになるわけではありません。

しかし、これらの遊びで鍛えられる能力は赤ちゃんの成長の基礎になる部分。今後の発達を考えてもとても有益といえます。たくさん一緒に遊んであげてください。

 

 

The following two tabs change content below.
理学療法士・マタニティヨガインストラクター 赤ちゃんや子どもが大好き。 周りの大人が笑顔なら子どもは笑顔になる!をモットーに子育てに関する情報を発信していきます。

関連記事

PAGE TOP